2010年 12月25日 メリクリ宝満登山 いび
忘年会は終わったものの、ワンゲルとしての1年間はやはりヤマで締めくくりたく、寒波襲来で雪の降る中、お馴染み宝満山に3人で登ってきました。
写真左は登山口のかまど神社。いつもより人が少ないように見えるが、実は僕の後ろには登山家をはじめ、大勢の大学のサークルらしき団体が控えていた、やっぱこの山はいつ来ても、たとえ寒くて雪が降ろうとも、人が多いなと改めて実感した(この日の福岡の予報、天気;雪、気温;1-4℃)。
防寒着を着こみ登山開始。今回はボッカじゃない!サブザックを背に、裏山のように軽々と登っていく。雪の方はそこまで降っておらず、地面にうっすら積もる程度だった。右の写真は百段ガンギを登り終えた7合目の様子。登山中は恋の話題で盛り上がった。だって今日はね…
中宮跡の先の分岐ではいつもキャンプ場方面ではなく、そのまま山頂へ。途中“益影の井”なるものを見つけ立ち寄ってみた。
ここで僕は驚かすつもりで柄杓に組汲んだこの水を振りまいたところ、見事になりよしの下半身にぶちまけてしまった。ごめん、ずっと寒い思いしただろうね…。ちなみに彼は三日月・米の山についで3週連続の参加である。積極的に参加してくれてうれしい限り。
そして宝満山頂到着。真っ白!
その後キャンプ場に向かい昼食。さすがに外は雪積もって寒いんで、1人50円を納めて建物の中へ。気温計を見ると-4℃だった。
(写真左) 嗜好品の数々。寒い中のラーメンは幸せでした。
(写真右) 野田が禁断の非常食、アルファ米を開封。僕も味見したが、下界の米に負けず劣らずのおいしさに驚いた。
実のところ食事が即席・レトルト食品だけのヤマというものをこれまでしたことが無く、何かしらの罪悪感を覚えながらも、しかし美味しくて温かい食事に大変満足した。たまにはこういうのもいいでしょう♪
そんな中ふと外を見やると、着いたとき以上の雪が降っており、いつの間にか広場には5cmほどの雪が積もっていた。
写真左は下山前のキャンプ場の様子。写真では分かりにくいが、このときかなりの雪が降っていた。ここで、集合写真を撮ってもらったが、恥ずかしいので掲載を控えさせていただきました^^;
ではキャンプ場を後に、転びそうになりながらも慎重に下りて行く。右の写真は上から見た百段ガンギ。スキーで駆け下りたくなりそう。しかし、雪は下界に近づくにつれ次第に減っていき、なんだか寂しくなっていく。登山口到着時には、雪はもうすっかり無くなっていた。
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3人でのんびりと楽しい登山で、今年の終わりとしてふさわしい山行だったと思います。天気はとても心配でしていましたが、風はそれほど吹かず、問題無く登れました。これですっきりとした気持ちで年を越せそうです。
今年1年お世話になりました!それではよいお年を。