2008年7月1日火曜日日暮れ後。

その日部室には雨が降り出したため早めに練習を切り上げた数人、
食料担当の会議に参加していた数人、
とにかく物理の課題を解く一人がいた。

あれは誰だったか…
そう、確かあの★好きの彼が何か古めかしいマシンを発掘したのだった。
その体躯はぼろぼろになっていたが、ためしにプラグをコンセントに差し込むと…
なんと、ライトが光った!!
そのマシンのそばには写真のネガを加工したものが束になって添えてあり、
我々はそれがスライドであると悟ったのだった。

これから紹介するのは今から約20年前のものと思しき
タイムカプセルである。


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