九州大学ワンダーフォーゲル部【今週の一枚】   

雪の脊振  匿名希望 山行日:2010年12月29日(水)

コース:多々良瀬バス停→旧千石荘コース→金山(かなやま)→小爪峠→一ツ田バス停

雪の積もった背振の金山に行ってきました。写真と簡単な文章でご紹介します。

メーリスを回したが、参加者は一人だけだった。もっと来てほしかったが、帰省する人が多いからやむを得ないだろう…。
雪は登山口付近から積もっていた。

登山口付近の民家から飼い犬が3匹ついてきた。母犬と子犬のようである。犬があまり好きではない私は困ったが、犬好きの同行者は喜んでいた。

犬と出会ってから1時間半ほどたち、小さな沢を渡渉するところがあった。犬はここで引き返していった。引き返した理由について、私と筆者の見解は異なっていた。
私は、これ以上犬がついてくるのは犬にとっても飼い主にとっても良くないだろうと思い、雪玉をついてくる犬のほうに向かって(犬に当たらないようにそっと)投げた。すると犬は元来た道を走って引き返していった。雪玉に驚いて犬は引き返していったのだろうと私は考えた。
一方、同行者は、先に沢を渡った母犬が沢を渡れない子犬を見て、ここで引き返そうと決めて引き返していったと考えていた。
本当のところは犬に聞いてみないとわからない。


雪の積もる森の中を流れる沢(注:犬が引き返した沢ではない)。


山頂直下の斜面は特に雪が深かった。膝の上まで埋もれる同行者。


金山山頂。積雪の深さは19センチ。


同行者がクオリティーの高いソーセージを持ってきていた。雪の積もった山頂で食べるアツアツのクオリティーの高いソーセージはとてもおいしかった。同行者は自分で作ったクッキーも持ってきていた。私は同行者がクッキーを作ると知ってかなり驚いた。山頂で雪だるまを作ったり、走り幅跳びをしたりした。しばらく遊んだあと、2人組の登山者が登ってきた。今回の登山であった登山者はこの1組だけであった。


小爪峠へ向かう縦走路。前日雨が降ったせいか、木々の上に雪は積もっていない。


時折青空も見える。

小爪峠から椎原に下山。

途中、小川を雪でせき止めようとしてみた。雪を流れに大量に投入し上から踏みつけると流れは弱くなるが、雪の中にトンネル状の通路ができてその中を水が流れ、なかなか完全にせき止められない。雪で流れをせき止めるのは難しいということが分かった。